6月11日 午後上田の孫が二人来て遊んで行く。 お蚕さまどんどん成長している桑くれこしりとりにおわれる毎日

上田孫が二人来て遊んで行きました。
絵本をしっかり聴く力がついて、5冊読んで楽しみました。

そして外へ出て、畑のアスパラを採ったあと。
「おばあちゃん、アイガモのシンちゃんのお墓へ行っておまいりしたい」と云うのです。
段ボールに入れて別に飼っていたアイガモ達です。ねずみに足をやられた片足シンちゃん 小さなチーちゃん。大きいカモは先生見たいだったので、センちゃんと呼んでいました。運動を
させるとシンちゃんはシンガラかいて、ちゃんと飛び歩いていました。

つい先日、草ちゃんたちが田んぼへアイガモを見に行った時、片足で歩いていた、アイガモのシンちゃんが死んでいたのです。
「ねずみに片足をかまれて使えなくなって、しまったので、段ボールへ入れて風呂場の脱衣室で特別に飼っていたのです。ところが、いたちの被害から逃れて囲炉裏の間へ引っ越して2晩一緒に暮らしました。別にしていた3羽も段ボール毎170羽と一緒やったのですが、紙を破ってみんなと一緒になってしまいました。片足ではみんなと一緒に歩けないので、別にしてやろうと必死に探したのですが、ついに見つかりません。
田んぼへ出す朝も気を付けて、片足のアイガモを探したのですが、見つからないままでした。どうしたかな、、と心配していたら、沖の田の小屋でみんなに押しつぶされたのでしょうか、アイガモ達が田んぼへ出たあと、1羽死んだカモがいるので、見ると片足のシンちゃんでした。
「おばあちゃんが、シンちゃんを見つけられなくてごめんね」と私がカモちゃんをだいて、話しかけている姿を、草ちゃんは黙って見ていました。「お墓を作ってやるからね」と言う言葉もしっかり覚えていたのでしょう。
そこで、今日はカモちゃんの、お墓へ行こうと思って瀬戸へ来たようです。
「それじゃあ行こうね」とお墓参りに行こうとしていると、急に雨が降って来ました。
[草ちゃん雨ふってきたから、また後にしよう」というと「せっかく来たんだからお墓へ行きたい」といいます。
 なんてやさしい草ちゃんでしょう。心やさしい草ちゃんに感動しました。