6月9日 アイガモとの1日 本当に可愛いい 私の声にみんなが集まって来て動かない 歩くとようやく泳ぎ出す


カラスにアイガモのひなを狙われないようにここ1週間はいつも田んぼへ様子を見に行きます。又小さなひなですから、動けないでいる時もあります。
でも今年はみんな元気です。
沖の田の畔をおるいて行くと、アイガモちゃんたちがゾロゾロと後に付いてきます。「田んぼへ入って、草採って」と声かけしても、人懐っこく一緒にいたいのでしょうか。やっと田んぼへ入れて仕事をしてもらいました。
 5時の音楽が流れると、異常を察知して一斉に集まってしまいます。そして小屋へ入ろうと集まってきます。集団行動はしっかり出来ています。
 近所の子ども達がカモさんを見に何組も来て[可愛いい」と楽しそうに見て行きます。
今が最高に可愛いい時です。
かなしい出来事 
 朝、川原田でカモさんが草取り運動を初めて間もなく、1羽のカモが土手へ上がろうとして、上がれないでもがいています。糸でも足に絡まったのかな、、と思ってトクさんに田んぼへ入って捕まえてもらいました。ところが、どこが悪いのか、とにかく足をバタバタさせて、口をあわあわしています。どこかに足を挟んだのかな、、と思って、ひとまず家へ連れて帰りました。段ボールへ入れてもしっかり立てません、足をバタバタさせて口が震えています。池へ連れて行って泳がせようとしても、ダメです。水は夢中で飲んでいました。
段ボールへ戻して、なんとか立てるように工夫しましたが、すぐ横になりバタバタとあしをもがいて口をぶるぶるやっています。ちょうど痛い痛い病のような苦しい表情です。痙攣状態です。餌をやるとなんとか食べるようにみえましたが、、とにかくおかしい苦しみ方です。苦しみながら、ついに3時間ほどで死んでしまいました。口から泡のようなものを出しています。
トクさんが「これは除草剤の中毒かもしれない」というので、私も心当たりがあります。下の田んぼで播いた農薬の付いた草を食べたのかもしれない。
昨日 私がカモ達に草とりコースを教えるために、土手のクローバーなどの葉っぱをを田んぼへ入れてやると、カモ達は喜んでその草をめがけて泳いで来ました。土手の端までそうして連れて行ったり、また帰って来たりする時、喜んでおいかけるので、葉っぱを田んぼへ入れてやっていました。その草に農薬がついていたのかも知れません。下の田んぼは除草剤をつかっていますので、、
 あの苦しみ方は農薬中毒だったんですね。たった1,2枚の葉でこんなに苦しむなんて、、農薬の怖さを改めて感じました。
本当に可愛そうなことをしてしまいました。
10年もアイガモと付き合って来て初めての体験でした。