8月23日  手術無事終わるもあとが大変  でもどうやら乗り切る

 点滴 酸素マスク 血糖値検査など様々な検査の連続 脚痛もひどく1ミリも自分の意思では無理・ 

 手術の翌日。もう無我夢中の一日でした。小さい窓があるだけ。見えるのは隣の建物と空の雲のみ。まったくひとりで、点滴に囲まれ、足の痛みと戦っていました。時間の過ぎるのが遅く「今何時ですか」と聞いては、がっかりしていました。時計は後ろにあるので、全然見えません、時間の分からない生活の不安味気さは、言うに言えない無の時間帯です。「変な恰好して寝ているに」といわれても、足を1ミリも自分では動かせないので、どうなってても変えられないのです。本当に情けない時間帯でした。
 夜になって、娘家族が4人でお見舞いに来てくれました。
 顔には三角の酸素マスクをしたり、いくつもの点滴で縛られている私を見て、孫たちはびっくりしていました。娘は「顔もむくんでいるよ」と心配そうに言っています。まるでお別れの時の練習のようでした。
 でも私は、けさのばあちゃんのように、お別れしたい、、それが夢です。
 姪っ子や家族に囲まれ、点滴もない 自然な普通の寝姿で御別れがしたいです。
今回の この個室の味気なさ、寂しさ はもうこれで最後にしたいです。