11月13日  、昔話のビデオを久しぶりに見る 松本のサイトウキネンフェスでの 小澤先生 遠野の鈴木サツ 正部家ミヤさん 

 
 塩田平のとっこ館で各地の語りをお聞きしてから、小澤先生のご指導で語りを学ぶことの有り難さが再確認できました。そこで思い出して、久しぶりに、17年前、1995年に松本でのサイトウキネンフェス での語りのビデオをみました。
小澤先生も征爾先生も髪は黒々しています。サツさんは当時84歳とか。生きておいでれば、100歳近いです。ミヤさんには、3年前に遠野の語りの祭りでお話をお聞きしましたが、今は86歳くらいでしょうか。お父さんから昔話をきいた5人姉妹がそれぞれ語り部です。サツさんが長女でミヤさんは12歳下の妹さんとか。
 伝承の語りは、本当に自分の体からにじみ出て来る語りです。いかに自分の体に入れて、自分の言葉で子ども達に届けていくか、小澤征爾さんが、音楽との共通点をお話されたが、やはり自分がどれだけ解って、語りの心を。フィーリングを伝えるか。テクニックでないもの、 良く語り込んで、自分でつかんでゆくことかもしれない。これから読書旬間で、小学生に語る機会が多くなるので、しっかり語り込んでから望みたい。いくつか同時に語るので、体調を整え、しっかり自分の物にしたい。


 お二人の楽しい語りに、タイミング良い笑い声が、会場を盛り上げていた。

今日は、右ひざ痛があったので、ゆっくり休む。