6月6日 犬の次郎死す あいがも 田圃へ巣立つ 3か所の田圃へ 富士夫さんに手伝って「いただく


毎日あいがもの世話で夢中になって、犬の次郎ちゃんは、クルミの木の下に連れていったままでした。(犬の小屋とあいがもの小屋が近いので)

 あいがもが小屋から巣立ったので、さっそく次郎ちゃんを小屋へ戻すべきだったのに
 私が疲れてしまって、次郎ちゃんまで気が回りませんでした。ついクルミの木の下につないだままでした。朝次郎ちゃんは小さく丸まって、どこも何もなく老衰のように、自然体で固くなっていました。本当にひっそりと。
 じろうちゃんごめんね ごめんね とあやまりました。そしていつもの場所へ。私の愛用していたエプロンにくるまって、旅立っていきました。
 次郎ちゃんは、我が家の孫が小学校へ入ったとき、子犬でもらってきました。
語りの会をいぶし庵で始めた時からで、語りの会で初デビューしたときはまだ家の中で飼っていました。「次郎ちゃんがおしっこしちゃった」と語りにきていた子供たちが大騒ぎしたこともありました。
 2002年から我が家の家族になりましたので、14年目になります。
 孫がお兄ちゃんでその兄弟分だから、次郎と名前を付けて、兄弟のようにかわいく付き合ってきました。
 毎日私と散歩する良い相ぼうでもありました。私がばあちゃんカーを押していくときも必ず次郎ちゃんと一緒の行動でした。
 私が野菜などとっていると、おとなしく待っていてくれます。重くて持てないので、ばあちゃんカーに乗せて、次郎ちゃんが引っ張ってくれます。私に合わせて、行動してくれる良い相棒でした。
 14年間、よくやってくれた次郎ちゃん。ありがとう 本当にありがとう。そして さようなら。さようなら。
 楽しい楽しい毎日をありがとう。次郎ちゃんのことは忘れないからね。