3月9日 午後[浅間会館へ 佐久再話研究会えんの会 桶のたがかけのお話 


浅間会館で再話研究会がありました。先日の研究会のおり小澤先生に指摘された、再話の質についていろいろ考えました。やはり、話者の素朴なお話を創作を加えて、独特な言い回しにしてしまったものは、私たちの再話の原話としてはふさわしくないことが、しっかり解りました。
それでも、瀬戸出身の再話者の作品をなんとか、子ども達に伝えたいと思い、
自分なりに簡単明瞭にして、お話出来るように再話してみました。研究会のメンバーに参考に届けました。そのお話は、狸と桶屋 で桶屋がたがかけをしている仕事場が出てきますが、今の子ども達には、理解できないお話なので、我が家の桶を写真に撮りました。すでに桶など子ども達は見る時が無いと思います。
民俗資料として、紹介するきっかけに 狸と桶屋のお話が参考になれば、また昔は狸などももっと暮らしの近くにいて、このようなお話が生まれたことも教えてやれれば、、と思っています。
 我が家の昔話語りの会に良く参加されていた、故小須田盛凰さんを偲んで、子ども達に語ってやりたいです。