1月7日  昔話の里を訪ねて   佐久穂町 穂積 鷽の口 へ

 穂積地区天神町の上村久三さんの語られた、天狗の生き針 に出てくる
お寺山の地をこの目で見たい、また、「ぼっこくい娘」の舞台である鷽の口の集落へ実際に行って見たい。
 昔話再話グループの皆の気持ちがひとつになって、車1台で昔話の里めぐりをする。
幸い良い方に恵まれて、天神町では105歳の出浦正さんとその息子さんの御夫婦にお話をお聞き出来る。上村さんのお宅も教えていただく。
お寺山と、皆が呼んでる地籍もしっかりお聞き出来た。喜んでお話してくださる素晴らしい人柄に触れ、大変参考になる。
また鷽の口では、「ぼっこくい娘」を語られた、今井千尋さん 94歳 の方にも、お会いすることが出来た。「昔話を語るのが大好き」と顔いっぱいの笑顔で
うれしそうに話してくれる。今はひとりで暮らしているが、お隣のおばあちゃんが、声をかけてくださり、お会いすること出来て本当に良かった。
 軍隊の話をいっぱいしておきたいと ゆう姿が心に残る。時間をとって
ぜひまたお尋ねしたい
帰りに佐久病院へ寄って清水さんのお見舞いをしてくる。
明日退院とのこと。明るい表情で、病室でも皆さんに昔話を語ってやっていたとか。それをお聴きして、ヤッパリ清水さんだ、嬉しいひととき。

帰りにみや子さんの病室へ寄って来る。
今日はいままでになく穏やかで、美しいみや子さんだった。良かった。
やはり手術によって、悪いところを全部取ったので、痛みが和らいだのか。
うれしい。「また来て語りをやったり、ハモニカを聞かせて、待ってるよ。」
とはっきり言える。しっかりしている。あの痛みの苦しさ、そして、大手術を乗り越えらた、85歳のみや子さんだ。素晴らしい生命力だ。今日は嬉しい日となった。